雪国中越で家造り【社長コラム】/住宅工務店が女性だけの職人集団育成を開始」

当社で昨年採用の、女性左官を目指すMさんが取材されました!

2月16日に出雲崎本社にて、「職人技術継承を若い女性に託す!住宅工務店が女性だけの職人集団育成を開始」と言うことで、新潟日報社様、柏﨑日報社様に取材されました。

先日は柏新時報社様より取材、また、某テレビ局さんより取材オファーも頂いております。本当に感謝です。

左官職人は実は大工さんとは比較にならない程、人数が少なく、私達のような自然素材の「サンゴ塗り壁」などを標準にしている工務店にとっては、左官職人の減少は今後死活問題にもなってきます(すでに大変な状況になっていますが・・)

左官は大工と並び、昔から建築にとって重要な役割を担っていましたが、現在の住宅建築ではほとんど需要がなくなりました。その為、高齢化や事業継承も出来なく、衰退するだけでした。

その危機感より自前での左官育成を考えていた所、偶然と縁が重なり、Mさんが入社。現在「職人道場」で1か月の左官研修を終え、次に当社の協力会社様で3か月の見習い研修をさせて頂く予定です。

正直、職人採用は本物の(笑)工務店ですら難しいのに、元々材木店の当社がチャレンジするには少しハードルが高いことは重々感じていました。

事実、自社大工構想は夢半分になり、5年で5人から2人の自社大工さんになりました。

(とは言え、更に新しい22歳の大工希望の若者がこの3月より入社になりましたが・・・)

人の人生を預かる責任もあり、簡単には考えてはいません。ただ、諦めずにやり続ければ必ず夢は叶うと信じています。その気持ちでこれからも職人採用と育成には力を入れていきたいと思います。

すぐにはお客様の家づくりをお手伝いするわけにはいきませんが、ごく近い将来、あなた様の為に、きれいな空気を実現する「国産化石サンゴの塗り壁」を施工させて頂くことになると思います。

その時は、宜しくお願いします。

因みに、彼女の爪はネイルされています。流石20代女性です(笑)。気にしないでくださいね。